メッセージ
わたくしたちの星は、ひとつ誤解があるように思うのですけれども、オリオン星座と呼ばれている、オリオン星雲とも申しますけど、ひじょうに多くの星がより集まったところであります。そこの中にある星のひとつに、我々の母星はございます。ですから、「オリオン」というのは、ひとつの星の名前ではないということ。
ただ地球の、地球神が、今回の、地球系神理の、正法ですか、法ですね、法を説かれるにあたりまして、この方たちが来た惑星を、「オリオン」というふうに名付けられたと伺いましたので、まぁ、わたくしも「オリオン」と申しますけども。
ひじょうに緑の多く、生命力にあふれた、宇宙のエネルギーにおいて、自然の、大自然の調和というエネルギーを取り入れた、そのような惑星であります。
わたくしたちは、新たな惑星に出ようとしたときに、その惑星独特の植物というものも、その重力、土地環境において、どのように植物に適合するかということは考えるのですけども、そこに一番耐えていけそうな植物というものの種というのを、運んで行ったりもするのです。そして、まず植物が繁茂していくと、そこにおいて酸素が生まれ、自然界に循環というもの、そういうものがひじょうに多くなって、惑星自体が安定するということがあるのです。ですから、ある意味でいうと、植物の起源、DNAの起源というのは、そんなに多くはないということ。それをまた運ぶ、メッセンジャーたちもいるのだということなのです。ですから植物において、そういう貢献をしているのも、また、わたくしの母星の使命でもあるということなのです。
オリオンというのは、ひじょうに多くの指導者を生んでいる星でもありますので、いろいろな惑星が、次なる文明を興そうという時には、やはりマイトレーヤー師のような方が中心になられまして、ひとつの大移住、そして神の奉仕のプロジェクトを、船団というものを率いまして、いろいろな惑星に散っていくのです。その時、ついでというか、お土産のように、まぁ、植物も持っていく場合もございます。そのような貢献の仕方をしておりますので、いろいろなところに、わが母星の仲間たちがおりますので、そのようなところに周りながら、また新たな貢献できる種子とか、そういうものはないのか、ということをしたり、今あの惑星では、あの星ではこのような段階であるということを、母星のほうに報告したりする役目も、またわたくしは持っております。
その意味で、そういう役目があるということで、今回、たまたまこの地球の方に来たときに、なにやら地球の精神運動ですか、その時期にちょうどあたったというか、ひじょうに私も他のものたちと一緒に、見ながら楽しみにしておりました。
そしてよーく見ると、なんと、うちの星の出身の者が、そのお役の中にいるではありませんか。そしてなんか、通信塔にマヌあたりがいたりするので、マヌ「さま」ですか、マヌ様あたりがいるので、何をやっているんだろうという、最初は気持ちで見ていたんですけど、事情がわかるにつれて、まぁ、地球も大変だなぁという気持ちで、頑張れよお、という気持ちで、まぁ、応援に来ていました。
そしたらカイトロンが来ましてね、「君、あんまり、その科学的に難しい話しちゃダメだよ。」って。「嫌われるからね。」と。「僕はすっかり嫌われて呼んでもらえないんだ。」と。こないだブツブツと文句を言っている話を一緒にしておりましたので、控えてはいたんですが、ちょっと、さっきしつこく話したら、すっかりまた嫌われてしまったようで、まぁ、あまりそのような話はしないようにしていたんですけども。
まぁ、我々の星自体の様子をお伝えしますと、どちらかというと、地球でいう田園風景的な星です。緑がひじょうに豊かで、人びとの中には、そうですね、あんまり地球を見て驚くのですけれども、ものすごくたくさんの建物が建っていて、まぁ、波動的にどうこうっていうのはありますけれども、もうちょっとこう、「美しい」建物は建てられないのかな、という気持ちはしますね。何でもかんでも、石の塊、コンクリートっていうんですか、なんかそういう建物が、全体との調和ということを無視して建っているということに、ひじょうに驚かされます。
我々はまず、全体との調和、自分の星、自分の住んでいる土地の役割、そこから出てくるエネルギー、そこにまず調和した建物というもの、それをまず主眼にして、街並みを形成し、家を建てていくのです。その街その街に役割というものがありまして、やはり使命も違います。そうすると、その街全体でどのような雰囲気をだすかという、そこから大幅に外れたような建物というのは建てないわけです。
そして、そうですね、一軒の家と家の間がもうちょっと離れています。そして緑が豊かで、そしてそれぞれの家は、それぞれが大宇宙のエネルギーというものを取り込んでいけるような、そういう磁場、空間というものが形成できるような構造になっています。その家その家は、そこに住まう方たちの個性が出ていて、まあそういう意味では、地球でもそうでしょうけども、逆に言うと、その建物からその住まう方の波動があふれている、それぐらい個性的なものでもありますし、そして、そこの家を通して、その空間を通して、宇宙の根源のエネルギーというものにつながっていけるような、そういう居住空間というものが形成されています。それには、やはりある程度の距離が離れているということが必要でもあります。それに、それほど我々の母星では、たくさんの人が、過密に人口密度として、いるわけでもないので、ひじょうにお互いに、ゆったりとした形で住まうことができます。
我々の星の中に、砂漠とか、そういうものはないので、ある程度調和された、四季折々、そのような中での美しい緑の惑星、まぁ、どっちかというとあまり厳しい冬のようなものはないですね。地球には、ひじょうに過酷な自然があるなと思います。それに、地球自体がまだ調和されていないとこからくる、惑星のアンバランスさも、多少、その大気に変動を起こしているのではないかと見受けられます。我々の星では、ひじょうに安定した気候の中に住んでいるなと、比較すると見て思っております。
だから、家の空間というものが、前も言っていたのですけども、宇宙の個人個人が、大宇宙のエネルギーとつながっていくというのが大事なように、個人個人が住まう空間が、ひじょうにシンプルなものであれ、何であれ、宇宙のエネルギーと一体化する、そのような磁場を、それぞれのバイブレーションに応じて接続できていけるような、そういう空間作りになっているなというふうに思います。
その中で、大自然のエネルギーを取り込むのには、植物、自然界のもの、そういうエネルギーというものが、ひじょうに不可欠でありますので、そういうものを取り入れていく。そういう空間の中に、我々母星の者たちは住んでおります。
そして、必ずあるのが、近くに大きな森のような、そこには動物たちも住まっているのですけども、危害を与えるような、地球で言う猛獣のようなものはもういないので、人間とともに、たわむれて遊ぶような、そのようなかわいらしい生き物たちが、動物園などというそういうものではなくて、自然界の森の中に、のびのびと楽しく遊んで暮らしております。居住空間がある脇に、森のようなところがあります。
そして、もうしばらく行きますと、ピラミッド群のような建物があるところがあるのです。これがあなた方でいう、エネルギー発電施設のようなものかもしれません。我々の中では、まぁ、あなた方でも、太陽エネルギーという、クリーンなエネルギーを使おうという運動が、そろそろ出てるように思いますけれども、我々もピラミッド群を置くことにより、まぁ地球でもありましたよね。アトランティスの時でもそうですし。あとあなた方の文明では、エジプトの時でも、ピラミッドというものをおつくりになって。大宇宙からの、まぁ、ひとつの、なんですか、凝縮する装置なんですけども、ピラミッドパワーというのは。そのエネルギーによって宇宙のエネルギーを蓄積し、引いてくる。それを各施設に流しているという、それによって動いているというのが、まぁ、わが母星の実情であります。
ですからエネルギー資源というものを、あなた方のような、石炭とか、石油とか、そういう、まぁ、果てはその原子力のような、それを燃やすと地球自体を、その惑星を汚してしまうような、化石燃料のようなエネルギーで動いているわけではないのです。ひとつの大宇宙から引いてくるエネルギー、でもこれは、先ほどお話しになっておられたように、巨大な母船とか、そういうものを動かすときも同じなのです。あなた方のロケットが、大きな燃料というものを持っていかれる、それ自体も、まだそのあなた方の、宇宙工学における限界でもありますけれども。
まぁ、居住空間におきましても、エネルギー資源で今、あなた方は世界の民族紛争をやっているようなとこもあるように聞いておりますけども、エネルギー資源が、無限供給にある、大宇宙の神の愛のエネルギーを引いてくるという、大宇宙のエネルギーを使うというとこに視点が向くのならば、ひじょうにクリーンなエネルギーというものを、その惑星に誘導し、それを使い、そしてその惑星自体が、ひじょうにシンプルな動きの中でまわってくるということ。ひじょうに効率的な動きというのができるようになるのです。
あぁ、そういえば先ほどおっしゃってましたね。あの、なんですか、オリオンの者の中で羽のおっきいのと、小さいのと―――。もう一度質問を言って頂けますか、支配階級と―――。
―――要するに、芸術的なところで専門で働いている者と、もう少しその、日常的な仕事をしている者と、羽の大きさが違うようなことがK会でちょっと言われておりましたので。
それは誤解が入っております。わたくしたちは、思いがそのまま肉体に出てくるのです。だから、その人がどのような強い思いで生きようとするかで、その人の肉体が、そのままの愛の表現形として表れるということがあります。だから、その上下ではないと、役割によって違う、ということにおいて、芸術関係に奉仕するもの、芸術というものを通して奉仕する者たちは、一定の細長い形の、長い羽を持っているといったことは事実です。
それに対して、みんながみんな、まるで、マヌ様ですか、マヌ様のおかげで、オリオンはまるで芸術だけしかやらない星のように思われているみたいですけど、実は、ひじょうに科学技術の発達した星でもありますし、その緑の意味においても、植物というものについての研究、発展というものについても、ひじょうに高度に発達した星でもありますし。
マイトレーヤー大師と言います、私たちの星では「大師」という言い方をするのですけども、マイトレーヤー師のような、すばらしいマスターとして法を説かれる方が、宇宙の法を説かれる意味においては、ひじょうに悟りにおいて、宇宙の法の極みにおいて、ひじょうに高い指導的な星であるというふうにも見られているわけです。その意味において、それぞれみな自分の役割において、その表現形が違ってくるのです。
たとえばあなた方の霊界においてだったら、思いがそのまま形になるのでしょう。思いが美しかったらば、天使のような姿になります。思いにおいて、あさましい動物的なことがあったのならば、野獣的な形にすぐなってしまうのが、あなた方の霊界ではないでしょうか。それの、ちょうど中間であると思ったのならば、生まれてよりどのような思いで生きていったか、そしてどのような使命のある家系に出てきたのか、ということにおいて、やはりその姿かたちというものが影響されてくる。
だから、みんながみんな芸術をやりたいわけではないのです。みんながみんな、マヌみたいにやりたいわけではないのです。科学をやりたい者もいれば、ひじょうに緑の多い美しい星です。だから、植物や動物たちと一緒にたわむれながら、田園の風景の中において、果実を栽培をしたり、植物の手入れをしたりということを喜びをもってやっている者たちもいるのです。その者たちを労働者階級と呼ぶか、それだけの違いではないでしょうか。
わたくしたちの中では、そのような上下の差別はないのです。自分たちがやりたい仕事に従事しているのです。それをやっていく意味において、その思いにおいて、その表現形が、多少、羽の形において、小さくてまるっこい羽になったりとか、いつも空を飛ぶ必要がない者たちは、退化をしていきます。
逆に、空を自由に飛び、自由を愛するのが芸術家系の魂なので、彼らはよく空を飛ぶのが好きなんですね。そうすると、やはり空を飛ぶに足りるだけの、大きな羽を持ちたがる。自由な精神を表現しているのです、体全体で。
そして、土着な、というか、大地に根付いて、緑を大切にして、緑こそ、そういう植物から出てくる恵みこそが神の愛の表れであり、それによって奉仕することで、多くの人びとを幸せにし、喜んでもらいたいと思って、一生懸命、そういう緑地帯で活動してくれている天使たちがいるのです。仲間たちがいるのです。そういう者たちは飛ぶ必要がないので、よりいっそう土になじむ、緑になじんで生きようとする思いがあるから、羽自体がそんなに大きくなく、縮こまってきたような形になる。飛べなくなってきたという、そういう過程があるということです。
それを取った方がどのように言われたのか知りませんけれども、確かにそのような分類はあるけれども、我々の星の中において、役割は、すべての役割において、尊いものであるという思いは、すべてのオリオン人の中に根付いております。違うからこそ必要であり、違うからこそ、お互いに尊いのであり、感謝しあうのであると、そのように徹底して私たちは育てられておりますし、そのような概念をもっておりますので。それゆえに、その表現形も、多少姿かたちとして出てくるという。
あなた方の、地球の惑星の中においても、髪の毛の色、肌の色、そして背が大きいとか小さいとか、ひじょうに多様な人種というのがございますよね。でもそれは、本人が思ったから、じゃあ髪の毛が金色になったとか、黒くなったというわけではない。だから、その意味においては、ひじょうに不思議に思われるのでしょうけども、わたくしたちの中においては、思ったこと、その方のエネルギー体が示す個性というものが、その外側の外見においても、しっかりとそのような表現形として現れてくる、そのような星の段階であるというふうにお思い頂けたのならば、そのような誤解は解けると思うのです。
ですから、どのように伝えられたのか知りませんけれども、それは誤解であるということです。
大地に根づくものは尊いし、ひじょうに尊敬されております。緑の星と呼ばれ、宇宙空間に最も緑のDNAを運ぶ、わが星の使命から考えましても、この惑星の一番大事なところを担っているのが、緑というものを預かっている者たちでもあります。
そのことから考えても、たまたま羽が小さいから、大きいから、飛べるから、飛べないからといって、差別意識をされることはないのです。そういう方たちが、恵みとして作ってくださる植物、そして穀物、そして果物、そういうものにより、芸術関係で日常生活に疎い者たちは、そういう方たちが供給してくださるものでもって、命を育み、頑張って、自分たちの仕事に奉仕していられるということです。 ですから、その意味において職業に貴賤はなく、その中において、段階、卑しいとか、そういうことは全くないということです。そのことを申しあげておきたいと思います。
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