メッセージ
古来、大和の男性たちは、ひじょうに調和のなかに、大自然と調和して生きるという、ひじょうに男性としてはあまり猛々しくないように思うかもしれませんが、でも、調和をしながら、そして国の体制というものを、しっかりと組織的に打ち立てていくという、そのようなパワーをしっかりお持ちの方がたが多かったのです。
皆さま方が思われているのは、侍、武士といわれている鎌倉武士という方たちが日本の男性であるかとお考えかもしれません。わたくしの頭の中にあるのは違うのです。日本神道の男性方ということをいっているのです。あの方がたはけっして、まあ一部、日本武尊様とか、須佐之男とか、いろいろ猛々しい方もおられますが、だいたいが日本神道の男性方というのは、ひじょうに穏やかな波動をお持ちの、ともに大調和という、自然の中における調和というもの、和をもって宗(むね)とするという、和というのは調和ですね、調和の中に生きるということをもっておりますので、あまり猛々しさを前面に出される方は少ないのでございます。
しかし、日本の中にやはり、侍という、武士というものがむしろ、この時代に(中略)最近、注目され、皆さま方の意識の中に出てきていると思います。
本来の日本の武士道というものの中に、男性が社会を骨格から変えていくという荒々しさ、そういうものを男性エネルギーとしてしっかり、表現してきているものもまた、この日本の侍美学というものもあると思うのです。
このことに関しまして、わたくし天照から語るようなことには、分はないと思うのですけれども、やはり男性が男性であっていかれるからこそ、女性がますます女性になっていくという、そういう、やはり、共鳴し合っていくものがあるのです。
男性が男性で、陽の意識が強くなっていったら、女性も猛々しくなるかというと、そんなことはないのです。
強い男性がしっかりしてくれれば、女性も安心して女性に戻れるのです。
それができないから、ひじょうに男性たちにおぼつかない感触を持ち、これでは駄目なのではないかと思うから、女性が男性化しているという、そういう現状があるのです。
だから、男性方にもお願いしたいのです。
本来、あなた方がお持ちである、陽の意識、積極性の意識、責任を持ち、女子どもを守り、社会を守り、社会を変革していくのだという、本来、大宇宙の神様があなた方に期待しておつくりになられた、その積極性の陽の意識というもの、どうかこの日本の国の大転換期に、いえ、地球の、この世界全体の大転換期に、皆さま方が力を発揮されることを、わたくしは望んでいるのです。
男性方が、そのような意識に燃えて、本来の男らしさを取り戻していただけるなら、女性たちは必ずや、安心して、本来の女性の姿に戻ってこられるのではないかと、わたくしは、そのように思うのでございます。
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