女性の幸福
木花開耶媛命 2007年4月21日の霊言
あなたの現在というものは、あなた自身が幾万回、ほんとうに数えられることのないほどの回数の中の、ご自分の転生の結果として今があるのです。それを望まれて、この日本に、この地に生まれてこられたということです。ですからこの結果については、すべてを感謝を持って受け入れましょう。
感謝の中において、今の人生を愛すること、抱きしめること。そして感謝が出たのならば、その愛の思いを、多くの人びと、ひとりでも幸せにするために、返していかれることです。そうしたならば、その方はそれだけで、何の見返りもなくても、ご自分が幸せであるということを感じられることでしょう。女性はね、理屈でどれだけ言われてもわからないのです。感性の中において、自分が幸せだと実感してこそ、女性というのは幸福になれるものなのです。
殿方にも申し上げておきます。あなた方はこれだけ幸せに、これだけいい生活をさせて、こういうふうに僕たちは、毎日毎日あなたを食べさせるために、働いてきているのに、何を文句を言うのだと、何が不服なんだと、よくおっしゃられるかもしれない。でも女性は、確かに物にも執着するかもしれませんけれども、物というのは、だいたい愛情の欠乏症が多いのです。あなた方が奥様を、恋人を愛するときに、理屈ではなく、感性の部分で、理不尽な女性の愛というものを受け止めてあげていただきたいのです。
そしてそこを、理屈ではないのです。ひじょうに女性は理屈においては、矛盾したことが多いかもしれない。でもひと言いうなら、愛を欲しがっている、愛を、なくて寂しいという、シグナルであることも多いのですよ。どれだけ物を、そういう方に限って、外に行って、買い物中毒になったりもするのです。
女性という者は、愛というものが一番、幸・不幸を左右するのです。殿方においては、仕事とか目的、社会との関わる目標があったのならば、逆に女性との愛という問題は、逆に、そうですね、必要ないと言ったら言いすぎになるでしょうか。なくても、お幸せに人生を生きることができるかもしれません。でも女性は、幸・不幸を分けるのは、ただその愛する方、愛する人にほんとうに愛されているのだろうかという、その不安感、それが幸・不幸を大きく分けてしまう。それが多くの不幸の要因を生んでしまうということも事実なのです。
ですから、日本の男性は、そういう意味でいうと、スキンシップとか、お花のひとつも持っていくとか、そういうことがちょっと足りないかなと、まあ、それがまた日本男児の、男らしさであり、素敵なところだと、わたくしなどは思うのですけれども。やはり不安でいる女性たちの中においては、やはりできる限り、あなたを愛しているんだよ、というふうに、わたしは、自分は愛されているんだと、そういうふうな確信に戻れるように、どうか安心させてあげていただきたいのです。
そうやって女性を受け止めてくだされば、今、子殺しをしたり、育児ノイローゼですか、それでお子さんを殺してしまう、若いお母さんたちの思いは、大体は子どもを抱えて夫に振り向いてもらえない、理解してもらえないかもしれない、わたしはひとりで生きていけないという、その混乱の中で、子どもすら殺してしまうという。基本的にはご主人様にもっと、しっかりと抱きしめて、抱きとめ、受け止めておいていただけたのならば、防げたということも、結構多いように思うのです。
愛により、こんなにも幸・不幸が左右される。それがある意味でいうと、おなごと呼ばれている女性たちの、まあ、欠点であるというか、個性であるかもしれません。でもそれがゆえに幸せになったときには、愛のエネルギーとして、愛の通路として、全身から、愛を発散することができるということ。その特性を持っているのが、また女性であります。
宇宙の中における、宇宙の愛のエネルギーを、まずその身に、全身で、受容性の中において受け止められるのは、実は殿方ではなく、女性であるのです。ですから、女性という性は、子どもを産むことができるのです。
この方が今やっている霊言というのは、巫女というのが、女性が多いというのはこういうことなのです。トータルに受容性、トータルに受け入れていくということ、それは自分自ら明け渡して、空っぽにして、神に奉仕していくということ。
よろしいですか、愛の奉仕というもの、無私なる愛の奉仕ということ、さっきから、献身的な奉仕ということを申し上げております。その形、それを仕事として、境涯としてやっている者が、ここにおられる方のやり方でもあるのです。そのときに、自分自らの思い、自分自らの幸福を、そのようなものすべて、神様に一度お預けしてしまうということです。その中において、ひとりでも多くの方がたを、幸せにするための通路として、道具として、お役立てくださいといって、その身を、そのエネルギーを神に捧げ、その仕事をもって、ひとりでも多くの方がたを幸せにしていく。愛のもとに立ち返らせていく。それを仕事としているのが、巫女という方がたであるのです。これが逆に言うと、わたくしが申し上げました五ヵ条の応用編でもあるのです。
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