日向
「巫女の役割と霊界通信」
2005年7月14日の霊言もくじ
- レムリアは修正のための計画
- 古代の方法とは違う今回の通信方法
- 聞いただけで満足したならば霊言を降ろす意味はない
- この通信方法は女性として初の試み
- わたくしの声があなたにもわかります
- ふたりがともに手を取り合う日を願って
- この計画を成功させるためには女性の力が必要
メッセージの一部紹介
このように女性の巫女、霊媒という形を通して、天上界の者たちの意思というのを地上に降ろしていく。このような指導体制というのは、日本独特のものであるというよりは、世界に共通してあったものだと思います。それが、今までは、男性よりも女性の方が優位であったということ。そのような体質があったということをもって、女性の巫女というものが、数々の場所に多く出ていたのです。
しかし、今回におきまして、この修正案としての、レムリアの第三の計画の中におきまして、この者が、最終的な軌道変更のための計画を担うことになり、わたくしたちは、この者を通して、本来の女性指導体制における、巫女という立場をもって、今一度本来の計画のあるべき姿に戻そうという、そのように、計画に賛同いたしました。
あくまで修正のための計画であるということなのです。本来であるならば、第一の計画、第二の計画通りに、男性指導霊の方々が、ことを進めていかれたのであるならば、このような第三の計画を発動しなくてよかったということなのです。
ですから、この者が、あえて自分から好んで、このような巫女的な立場により、女性の指導的な立場に出てきたというわけではないということ。修正として、今一度、神理のバトンを引き継ぎ、それを次の男性指導霊の方に渡すというためにおいてのみ、この者は、今ひとたび、霊界の通信を受けて、巫女として、人々に霊言というものを伝えるという、そのような使命を今担っているのです。
あなた方が考えておられる霊界通信というものはどのようなものでしょうか。あなた方の心の中にあるものは、神々が常に答えを出し、地上の者たちが神々が言うことの、「はい」とか「いいえ」という言葉にすべて従っていく、そのようなものであると、古来より思われていたかもしれません。
しかし、今回の一連の霊言というものは、そのようなものではないのです。地上の者たちは、霊言が降りると言って、すべて神の意思であるということに平伏し、従わなくてはいけないということでもないのです。その代わり、地上の者たちには地上の者たちの努力があるということ。地上の者たちがあくまで自立して、わたくしたち天上界よりの通信というものを受けとめて、それを地上の中において、あなた方の力でこの救済計画を実行していくという、それを問われているという、その大事な計画であるということ。
わたくしたちが古代巫女としてあったときには、やはり戦争とか、国家の体制とか、指導体制をほとんど神託により判断し、それに従うことによって人々を治めていたのです。
しかし、今天上界より、天上界の叡智としての、霊言が今地上に降ろされようとしています。それは、単に「イエス」とか「ノー」とかいうことだけで人々が従っていくのではなくて、あなた方自身で、天上界よりの言葉を判断し、その中において、自分が納得できることを選び、自らの知恵として、自らの指針として生かして、この地球をユートピア化していくという、そのような推進力にしていくという、そのようなプロセスのために、あなた方は今霊言を受けているのだということ。
その為に今霊言を受信しているのが、今日の巫女であるこの者の立場であるということを、しっかりわきまえていただきたいと思うのです。
あなた方はかつてに比べると、はるかに魂的にも豊かで、成長を遂げているはずなのです。そして、最後のその総結集、総清算の立場として、今、この第三の計画により、最後の地球救済大計画というものの中に、今あなた方が生きているのであると、その人生を問われているのだと思っていただきたいのです。
そうでなければ、この者にすべてを、判断を仰ぎ、すべてを天上界に依存するのであるのならば、霊言などというのは、ほとんど、毒になってしまうだけであって、地上の修行においては、妨げとしかならないのです。
ですから、要所要所、時代の要所要所においては、霊言というもの、時にはシャーマンというものが出てきて、指導はしたことはありますけれども、ほとんどが古代の時代より、あまりそのようなものが出てこなくて、人々の知恵と努力によって、歴史を形作るような方向で、それ以外のわからないようなインスピレーションであるとか、宗教であるとか、新たな宗教改革であるとか、そのような教えの流れの中において、人々を善導し指導してきたという過程があるのです。
あなた方の、今レムリアがおやりになっていること、そのことを咎めているのではありません。あなた方が今してくださること。今このように小冊子をはじめ、書籍をはじめ、このように収録というものを頑張って、法の編纂、様々な書籍に向けてのCDなどの販売を、頑張ってくださるということ。そのことは、天上界を挙げて感謝をし、大変喜んでいるのです。
ただわたくしは、霊言に依存しすぎた時に、かつての方たちにおかれましても、だんだんその霊言を、実は最初から信じていなかったとか、そのようなことを見るに当たり、本来であるならば、神の聖域にいて、神の言葉を神託を聞くという者は、ほんの一部の者たちのことだけであったのに、多くの者たちに、一般に開放したというのに、それに対する畏れというもの、感謝というもの、神の言葉を直接に聴けるということが、肉を持ちて聴けるということがどれだけ奇跡に近く、ありがたいことであるかという、神に対する畏れ、、霊言に対する礼節というものを失っていく姿を見たときに、わたくしは、こういうものに余り馴れてほしくないという風に思ってしまうのです。
今日、天上界の、この叡智の扉、アルカナと呼ばれているものが今開かれ、あなた方に、古今東西を問わず、多くの賢人たち、そして、高級霊の方々の言葉が、今矢継ぎ早に降りております。
今この天上界の扉が開いているうちに、天上界は多くの理念というものを地上に降ろそうとしております。これが後々、地上の人々の、また新たなるバイブルとなって、人々の心に、知恵の扉として、そしてそれがこれからの社会、世界を変えていく運動の、行動原理の基本理念として、語り伝えていかれることになるでありましょう。
そのためにも、天上界は今こぞって霊言を降ろしているのです。
かつて、このように霊言が降りたことがございました。わたくしも通信をしたことがございました。
でも、これが新たに、また開かれたということを、この通信塔が通じたということ。そのことをもって、最後のチャンスとして、わたくしたちは計画の続行ということを、神々もご判断なされ、わたくしたちも、希望をつないでおります。
この霊言パイプが切れたのなら、次の世代へのバトンは渡らなくなるのです。今あなた方の仕事があって、この基本理念と神の青写真というものがしっかりと地上に降りて、その上で次の世代の子供たちは、その社会改革、行動原理の中に、その地球というものを改革していくという、未来をつくっていくということができるのです。
ですからあなた方が今やっていることは、大変地味なことのように思うかもしれないし、実際に無名の名前で、わたくしたちが通信を送ることはいくらでも可能であるし、そのように送ってきた霊言が、今までにおいても大変多かったのです。
でも今回においては、大変お気の毒なことだと思いますけれども、第一の計画、第二の計画を引き継いでいるということをもちまして、すべての諸霊人の方が、ご自分の本名を名乗って出てこられます。
それを語ることは、今のこの現代の日本において、どれだけ風当たりが強く、大変な立場に立たれるかというあなた方のことを思いますと、大変申し訳ないという風に、どれだけ霊言をとる者として辛いであろうかという風に、わたくしは理解するのであります。
でも、それをあえて耐えていただきたいのです。
そして、この仕事は、ほかのいかなる仕事よりも尊い仕事であると、あなた方にも、人生の中、過去世、今までいろいろな素晴らしい職業をおやりになってこられた方々でしょう。
でも、いかなる仕事に就かれましたときよりも、のちの地球の歴史から振り返って、このレムリアの、この理念の原点を降ろした、それに関わったということが、どれだけ魂の中において、素晴らしい記憶となって、あなた方の魂の中に寄与されるかということを思いますと、どうかどうかこの仕事というものに全身全霊を打ち込んで、頑張っていただけたらという風にわたくしは思うのであります。
この霊言を伝える中において、女性霊であるということもまた、特殊性があるのです。今まで、シルバーバーチとか、他の海外の中では、男性の方が霊媒となる方が多かったように思います。女性の方もおられる方もおりましたけども、男性の方で、だいたいご自分がトランス状態になってとる方が多かったのです。
でも今回におきましては、女性でありながらも自分の意識をしっかり持ち、翻訳能力という半覚醒の状態で、わたくしたちの言葉をとっております。ということはそれだけ、自分自身をしっかりとコントロールできる力を持っているということなのです。
そして大体今までのスピリチュアリズムの流れの中で、海外で出られた方たちを見ると、そんなに、いろいろな霊人からの名前をどんどんどんどん出されながら、様々ないろんな霊人が変わって、それをかつ同時に翻訳していくという方は、少なかったはずなのです。大体、守護指導霊という方は、その方が出る前から、魂の馴染みのある方が出られ、幼き頃より指導し、言語中枢というものを、非常にその指導霊が、もうしっかりと把握して、言語化を非常に容易にしていたということ、そのような訓練課程があったはずなのです。
この方の場合は、さあ、次の瞬間、「どなたが入るのかしら」と言いながらも、次々にいろいろな方々を入れていきます。入れながらその場ですぐ翻訳をしていくということ。まれに通信方法がわからない方の場合は、言語化ができない場合もたまにあります。そしてあと、慣れるまでに、霊人のほうが慣れるまでに、しばらく時間がかかったり、訛りがあったりという場合もあるのです。
でもこの方の場合は大方において、次から次へと来る霊人の方を、その場で即翻訳し、波動の中に受け入れながら通訳していくという、そのような驚異的な力を持っているということが、この今回の霊媒である、シャーマンの特徴であるということをお考えください。
他にはないはずなのです。完全に意識を失って、何を言ったかわからない状態で覚醒して、その意識を失っていた間に、まあ体をある意味で言うと、のっとられる状態にありながら、霊人に明け渡していく。エドガーケイシーにおいてもそうだったはずですし、ほかの霊人におかれてもそういうことが多かったはずなのです。で、大体がホワイトイーグルとか、シルバーバーチにおかれましても、バックにはたくさんの霊人がおられますけれども、大体が指導としてくる場合は、特定の方が、言語中枢を使って通信を送っていたのです。ホワイトイーグルにおきましても、必ず本人に直接入ることはできませんでした。脇に、インディアンの霊というのが、シルバーバーチにおかれましても、インディアンの霊とかいうのがちゃんと通信、まああなた方の世界で言うならガブリエル大天使というのが時々入っておりますけれども、そのような方が通信に入られて、ワンクッション、高次元からの霊言というのを、その方が一度波動を落として、その方が落とした形で霊媒に入れるという形、そのような形をとっているのが常でございました。
でも今回の場合は、直行で入ってくるのです。直行で入る。そのうえで、多種多様な霊人たちの波動というものを瞬間的に見分けながら、その霊人たちの努力も大変なものでありますけれども、この方の言語中枢というのを使いながら、現代の日本語に翻訳していく。直接入れていく。そして、ありとあらゆる方たちを入れていく。翻訳していく。そのようなことは、今までのシャーマンにおいても中々なかったということだけをお伝えしておきます。
大体いつも出てくる指導霊が、一人か、せめて二人、その者たちが語る言葉を伝える。ほとんどの方がそうであるはずなのです。そうでなければ、そんなに霊能者のキャパシティ、うつわ、器はそんなに大きいわけではないので、普通の場合ですとそんなにたくさんの方を受け入れるとことは、波動をとるということは不可能であります。
でも今回の場合はその意味において、多種多様な方が入られ、あなた方はそれゆえに、いろいろな霊人たちの言葉を、当たり前であるかのように、毎週毎週聞くことができてるという、それゆえに彼らが名を名乗って来れるということ。
そのことが、今、あなた方は当たり前に思っておられるでしょう。でも全然当たり前ではないということ。この今回の霊界通信の特殊性ということを、あなた方があまりにもご存知なく当たり前のように受け取られておられるので、わたくしが今日代わりに伝えさせていただきました。
それはそれだけの能力があるということ。それだけの力ができるということ。そしてそれだけの補助が入っているということ。
それをもって、本来であるならば、高級霊、ましてや、わたくしですらとること叶わなかった、九次元と呼ばれている、高級霊界からのお言葉を、九次元の大霊と呼ばれてる方々のお言葉を、直接に体に入れて、言語化してくるということ。
普通はそのようなことをしたら、肉身は、肉体の体は、船はもたないのです。波動が違うのです。三次元の波動と、わたくしたちのいる世界ですら波動が違うのです。だからあなた方はわからない。わたしたちが語る言葉は普通は理解できないのです。それは、もっともっとわたくしたちよりも高い高級霊界からの言葉を、三次元にいるものが直接入れたのならば、その者の肉体は砕けてしまうか、波動が合わぬために不調和のために、廃人になってしまうというのが、普通のルールなのです。
そう考えますと、あなた方が、九次元シリーズと呼ばれていて、もう二人出られましたけれども、エル・ランティ様、マイトレーヤー様と言われられるような、あのような格の霊人方を、あなた方が聞いて、直接言葉として受け取られたということ。
そのようなことは、今までのわたくしたちシャーマンの世界においても、稀有なこと。まあ逆に申しますと、初めて女性霊においてこのようなことが、かなっているということは初めての状態であるということ。そのことをあなた方は認識しなくてはなりません。
霊界通信にはいろいろな種類があるのです。そして、霊媒と呼ばれている者にも、いろいろなレベルや、特技というのが違うのです。
でも今回の計画におきましては、第一、第二の計画の続行ということがあるがゆえに、数々の霊人を、かつてのORと呼ばれている方が、エル・カンタラーがおとりになったのと同じ形態を存続させるという意味において、このような無理な負担がかかっているということ。
これをもたなければ、どこにでもある霊界通信、今は非常に巷では多くなってると思うのですけれども、霊界通信と呼ばれるものとまったく同じになってしまって、我々の天上界が同一計画の下になされてるという救済計画の続行、続編であるということが、地上の者たちには理解されなくなってしまうのです。
それがゆえに、このような同じ形態で、霊人方がさまざまに出られて、通信を送るという、非常に体的にも肉体的にも精神的にも負担があるのはみていてわかるのですけれども、これをやらねば、このレムリアの計画が、天上界の第三の計画であるという証明にならないということをもって、今このような計画が降ろされているということ。霊言が降ろされてるということ。
それをどうか、わたくしも同じシャーマンの立場として、あなた方にもう少し深く理解していただきたいと思って、今日お話をしております。
書籍

タイトル | スピリチュアルメッセージ集53 日向 |
出版 | きれい・ねっと |
ISBN | ISBN-10: 443421098X, ISBN-13: 978-4434210983 |
価格 | 1,200円(税抜) |
内容 | メッセージ本文とともに、平原春彦氏による解説を収録 収録された霊言をそのまま本文にすると共に、収録に立ち会われた平原春彦氏が霊言ごとに当時の背景の解説、および使われている用語の解説をされています。これにより天上界から降ろされた一つ一つの霊言の意義をより深く理解することができます。 |
購入 | 取扱書店, ウェブ販売(きれい・ねっと) |
音声CD

タイトル | スピリチュアルメッセージ集53、54 日向、日向質疑応答 ライブ音声CD |
出版 | きれい・ねっと |
ISBN | ISBN-10: 4434211072, ISBN-13: 978-4434211072 |
価格 | 2,000円(税抜) |
内容 | ライブ音声 今回、書籍に合わせてアマーリエを通して降ろされたライブ音声を収録したCDも同時発売いたします。個人情報等の関係で、人名等に関しましては消去しておりますが、天上界からの霊言をそのまま公開しておりますので、直接、その言霊にふれていただくことができます。 |
購入 | 取扱書店, ウェブ販売(きれい・ねっと) |
同時収録 2005年7月16日 日向質疑応答 「レムリアにおける霊界通信の特殊性」
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2002年11月21日 天照大神 「神の子としての女性の気高さを地上に示しましょう」
2002年12月19日 木花開耶媛命 「日本神道の悲願」
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2005年07月16日 日向 「レムリアにおける霊界通信の特殊性」
2005年07月21日 小桜姫 「人びとの幸せのために生きること」
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