メッセージ
知は大切だけれども、知で裏づけをしていかなければ、法というものは体系化されないけれどもね、でも、最後、人びとを救うのがほんとうの法であるということ。人生の中で、生きざまの中で、行いにより、愛により、具体化されたもの。それだけがほんとうに人びとを救う根本法になっていくということ。
法というものは、けっして難しいものではないということ、シンプルなものであるということ。いいですか。それが日常の些細な行いの中に生きていった時、その法というのは光を帯びて、血の通ったものとして、多くの人びとを変えていく力になるんだよ。それが法なんだよ。わかるかい、君たち。絶対に優秀な人たちであっても、知だけで偏らないように。
やさしい言葉で、法というものは伝えられるものなんですよ。やさしい言葉で語ったことだけが、人びとの心を潤して、人びとの人生の中に流れ出ていくものなんです。
それがね、法の基本なんだよ。難しい言葉で身を飾ることは簡単なことだ。でもやさしい言葉で、大衆を感動させ、涙を流させ、ふるわせる。これがね、逆に言うと、六次元、七次元、八次元、九次元と上がって行った者たちの修行になるんだよ。
ほんとうに人びとを救いたい、そういう思いがあるならね、まず相手の認識能力、相手が何を必要とするかという理解力、それをまず優先して、その人に合った言葉で語りかけることが、縦横無尽にできるという時に、ほんとうの実力ある者というふうに、私たちの世界では評価されるんだよ。それをほんとうの対機説法っていうんだよ。わかるかい。
けっして難しいものじゃないんだ。六十億いたら六十億の人間、みんなが神様のもとへ還られる階段は、はしごは登れるんだよ、ということを言ったんだ。
ただね、知というものはいろんな意味で、感情だけに流された時に、理論的に、人生の分岐点においてね、正確な判断をするという意味での、「知というものの重し」というもの、正確に見極める。そういうものとしてはとても尊いものだから、それをしっかりと過去世であなた方、学んでいらしてるわけだから、けっして「アホなら何でもいい」というわけじゃあないんだよ。やっぱり知恵があり、知識があるということは素晴らしいことなんだ。
ただ、知識による増上慢はね、これはまた、知性のない者が、素直さを持っているのに比べると、もっとやっかいなものであると、我々の世界から見ると、思うんだねえ。
知性による増上慢はほとんど確実に堕ちてますね、このごろはね。特にこういう文明のピーク時には多いんですよ。アトランティスの末期にもそうだったでしょう。ひじょうに高度な科学が発達してね、とっても・・・
だから、その知による自惚れというもの、それがね、今回の、第二の計画の、挫折の引き金になっているわけです。まあ、知を預かるのが、仏陀光線の者たちの使命ですから、やはり、そういうものに磨きをかけて来たということもあると思うけれども、やはり、何のもんでも自惚れはいけないということ。
僕だけじゃないということ。それは地球神がみんな一体になっているということ。
でもね、本流はここですよ、いいですか。
けっしてあきらめない。けっしてあきらめずに、愛を与え続ける。それが我々神のなすべき仕事であり、我々のなすべき道なのです。
簡単にあきらめてしまったならば、私たちを信じて地上に降りて行った天使、光の天使たちを見捨てることになる。そんなことはけっしてできない。この地球意識のためにも、この地球に住む、すべての森羅万象のためにも、我々は最善を尽くし、最後の最後まで最善を尽くし、多くの者たちを救いたい。多くの光を地上に降ろし、この光の星にして、いつかこの宇宙連盟の一員となるような、格のある地球にしていきたいと。地球自体の寿命からみて、そろそろ、そういう時期にさしかかって来ているということなのです。
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